Archive 2023 Nov.BLUE

プロジェクションマッピング 国際大会優勝者エキシビション作品

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2012年

Sembilan Matahari(スンビラン マタハリ) / インドネシア
作品タイトル: JapaNMenyala
作品コンセプト

"リンク"という魅惑的なテーマを中心に据えた"JapaNMenyala"。
インドネシアの誇りである鳥の形をしたシンボル、ガルーダの物語を紡ぐこと核心にした作品。ガルーダは、神話上の鳥でインドネシアの人々に大切に思われてきた存在である。このイルミネーション(インドネシア語でMenyala)は、11年間の友情の架け橋となり、結束を育む、感動的な再会を意味している。
JapaN "と "Menyala "の組み合わせは、私たちの11年にわたる友情の旅を体現する深い意味を持つ。JapaNの "N "とMenyalaの "M "を組み合わせた"NM "という言葉は、私たちのSembilaNMatahariを表現している。このNMという融合が、この物語を見事に表現している。

アーティスト紹介

9つの太陽を意味する名前のインドネシアのチームで本大会最初の優勝者。その後さまざまな世界的大会で優勝するなど一気に活躍の場を広げ、インドネシア独特のビジュアルを扱う個性的な映像と、アイデアのあるメディアアート作品を多数生み出している。いまインドネシアのトップクリエイターとして映像やメディアアートシーンを牽引する存在になっている。

実績 BTS & Army 9th Anniversaryにて映像演出
AKANMENGALIRデジタルアート展開催 等
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2013年

FLIGHTGRAF(フライトグラフ) / 日本
作品タイトル: Connected
作品コンセプト

"イベントのテーマである「LINK」から着想を得て今回のコンセプトを制作しました。そのテーマから我々がイメージしたのは 生死を観察する ライフゲーム です。昨今、世界の状況を俯瞰で見ると、まるで 誰かから操作されてる 様に感じる時があります。どこかに繋がっているのか、あるいはすでに繋がっていたのか、この作品は観客にその疑問を問いかける 表現となることを目指します。

アーティスト紹介

日本人唯一の優勝者で、その後世界中の大会で多くの受賞と経験を重ねながら、プロジェクションマッピング表現の独自の探求を続けてきている。卓越したCGとストイックな世界観、そして音楽との綿密な連携で質の高い作品を数々生み出し、さらには光の演出なども扱った表現などにも取り組んでいる。いま日本を代表する世界屈指の映像クリエイターとして活躍している。

実績 109シネマズプレミアム新宿(2023年4月OPEN) メインラウンジにビジョンアートとして作品常設
Mr.Children - DOME & STADIUM TOUR 2017 LEDパネルビジュアル担当
ピカチュウ大量発生チュウ!(2019年/ポケモン主催) 映像・音響演出担当 等
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2014年

Maxime Guislain(マキシム ギスラン) / ベルギー
作品タイトル: Butterfly effect
作品コンセプト

すべてはつながっている。単純な蝶の羽ばたきでさえ、大きな結果をもたらすことがある。
このプロジェクトでは、この蝶が建物にどのような影響を与え、建物のファサードを進化させる連鎖反応を引き起こし、私たちを時代を超え、さまざまな環境へと誘うかを探求する。

アーティスト紹介

日本と日本のアニメをこよなく愛するビジュアルアーティストで、その天才性と好奇心を活かしながら、幅広い映像演出コンテンツを手がけている。 流体計算や物理計算を駆使し、映像と建物との親和性を高める演出を得意とする。日本でも舞台エヴァンゲリオン・ビヨンド、大江戸温泉、沖縄交響曲など、数多くの映像やプロジェクションマッピング企画に携わっている。

実績 舞台「エヴァンゲリオン・ビヨンド」映像制作担当
「The art of the brick」展(アムステルダム)TVCM制作
レゴブロックの博覧会「Nature Connects - Art with LEGO®brick」(ベルギー) CM制作
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2015年

Neba Studio(ネバ スタジオ) / マカオ
作品タイトル: OUROBOROS
作品コンセプト

「LINK」(2023年)と「CROSS」(2015年)という2つのテーマをミックスした作品。私たちの脳裏に古代神話のシンボルが浮かぶ。それは「OUROBOROS」である。尾を食べる蛇で、リンクの一種とも見ることができる。永遠のサイクルを形成し、再生、無限、そして果てしないつながりを意味する。蛇はまた、古代人類以来、世界のさまざまな地域で登場した異文化崇拝のシンボルでもある。世界、自然、死と生にリンクしている。これらの異文化の理解はすべて、「人間はいかに自らを世界と結びつけるべきか」という1つの統一された概念に結びついている。

アーティスト紹介

百鬼夜行という妖怪をテーマに、エンターテインメント性あふれる作品で優勝した、マカオのマルチメディアスタジオ。ユーモアの中にも緻密に設計された文脈性や演出技術をしっかりと携えており、幅の広いエンターテインメントコンテンツを多数生み出している。ユニークで人の感覚に寄り添うような楽しく非日常を与えるクリエイティブをしている。

実績 ベルリン・ライツ・フェスティバル2022にてブランデンブルク門へPM
マカオ・ライト・フェスティバル2020にて「Color is... 」発表 等
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2016年

EuroVideoMapping(ユーロビデオマッピング) / ドイツ・ウクライナ
作品タイトル: Vinculum
作品コンセプト

はるか昔、宇宙からやってきた生命が地球に誕生した。共通のルーツを持つ生命は 進化してきた。私たちを取り巻く新しい生命体は、多くの共通点を持ち、目に見えないネットワークで結ばれている。このリンクを通して、私たちはコミュニケーションをとり、情報や生命のエネルギーを交換している。

アーティスト紹介

ヨーロッパのさまざまな国のクリエイターが参画しているアーティストコレクティブな映像プロダクション。代表者はウクライナを拠点とするCGクリエイターで、ITやプログラミングなど、さまざまな先進表現を持ったその技術力を高い次元で感じさせる。美しくモデリングされた3DCGを、建物に合わせ巧みにデザインしていく秀逸の表現力に注目。

実績 ブラジル最大のアートとテクノロジーのイベント Amazonia Mapping FestivalにてPMショー「Ghost」投映
SearchNFTsによる「TRUdentity」展選出/展示 等
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2017年

Antaless Visual Design(アンタレス ビジュアルデザイン) / イタリア
作品タイトル: EVOLVING SPACE
作品コンセプト

脱構築主義建築について語ることができるのは、境界線、位置、幾何学的なルールがもはや尊重されず、より自由な形態や構造が好まれるようになってからである。
20世紀最後の文化的潮流は、現実の単純化を破壊するのではなく、解体することで、ありのままの物事の先を見据える。
このムーブメントを信奉する建築家たちの目的は、建物の完全性と安定性を破壊して、ますます独立した、苛立たしくひび割れた、歪んだ、中心から外れた、非対称な形態を実現しようとすることだった。
オブジェの形を整え、素材や構造をねじったり曲げたりすることで、このプロジェクトは、脱構築主義の建築で行われたのと同じ分解のプロセスをファサードで繰り返すことを意図している。
脱構築は、単なる技術でも、邪魔な構造でもない。

アーティスト紹介

イタリアのパレルモを拠点に活動するクリエイティブプロダクションで、長年多くの世界的イベントの映像制作に多数携わり、質の高いCGを生み出す。ダイナミックで力強い3DCG表現を得意とし、音楽と組み合わさることで、その映像世界はプロジェクションマッピングならではという感覚をさらに超えた、圧倒的な迫力を持って観客に迫ってきます。

実績 GenAIカンファレンス(サンフランシスコ)にて人工知能”Jasper AI”との共作「POSTHUMANISM」展示
The Art of Projection 2022(フロリダ/Panasonic主催)グランプリ受賞
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2018年

Li Cheng(リー チェン) / 中国
作品タイトル: Magic Space
作品コンセプト

我々の身の回りに咲く花々を題材にした作品。
花や植物は大地や空気中からさまざまなエネルギーを受け取り、育ち、咲き、種を残す。
花々の美しさの裏には、その環境のあらゆるものとの繋がりがある。そうした目に見えないエネルギーが、魔法のように花々を咲かせ、我々の目を楽しませ、力や希望を与えてくれる。

アーティスト紹介

日本の映像演出プロダクションにも所属していたこともある経験豊富な中国のCGクリエイターで、現在は東京を拠点にさまざまなプロジェクトに携わって活動している。色鮮やかで透明感のある華やかな映像表現は、見るものを幻想の世界へと誘う非常に美しい世界を描く。本大会で初めてグランプリとオーディエンス賞をダブル受賞したクリエイター。

実績 PROJECTION MAPPING 沖縄交響曲2020 in 国立劇場おきなわ 作品投影
2019 ACSEE Festival(中国・大同) にて作品投映 等
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2019年

Julia Shamsheieva(ジュリア シャムシェイエヴァ) / ウクライナ
作品タイトル: WINDOW TO U
作品コンセプト

私は世界の変容に捧げる作品シリーズを続けている。
日本はウクライナを、距離や文化の違いなど関係ない緊密な絆の象徴の一つとして支援している。優しさに国境はない。私はこのプロジェクトを、日本人である土子文則氏と、ウクライナ全土の大きな悲劇に無関心でいられなかったすべての人々に捧げたい。
土子文則氏は、本格的な戦争が始まった後、人々を助けるために東京からウクライナのハリコフ市に移住。何百人ものウクライナ人と共にハリコフの地下鉄で砲撃から身を隠した。彼は毎日無料で食事を提供する食堂「フミカフェ」を開設。カフェの壁には、スポンサーである日本人の名前が書かれている。
彼は大統領から「ウクライナの国家的伝説」という賞を授与された。
この世界を変えることができるのは、私たちの力だけなのだ。

アーティスト紹介

ウクライナのオデーサ出身で、今世界の注目を集めている女性ビジュアルアーティスト。ロシアのプロダクションでキャリアを積み、昨今はアンニュイな顔やウサギのキャラクター、ピンクの世界を独自カラーとするなど、シュールでアート性の高い、心に残る情景を描き出す。ロシアとの紛争から、その活動や表現にも注目が集まるが、現在は拠点をカナダに移して活動している。

実績 世界チャンピオンが集結するiMapp Bucharest - Winners League 2023にてグランプリ獲得
109シネマズプレミアム新宿(2023年4月OPEN) メインラウンジにビジョンアートとして作品常設 等
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2021年

THE FOX, THE FOLKS(ザ・フォックス、ザ・フォルクス) / インドネシア
作品タイトル: HAPPY? HAPPY!
作品コンセプト

ハッピー?ハッピー!は単なる答えなんてものではなく、時として忘れる生物の基本的な感情である。幸せとは、過小評価されている相互作用の連鎖反応であり、単純でありながら複雑な状況が解決策となる。抑制されたためらいの声のインパクトが前衛的になり、喜びの爆発を生み出す。ショーは派手に始まり、モノクロームの世界が虎の怒りを表現する。虎は徐々に幸せになり、視点を変える。パレードが飛び出し、新しい旅を祝福し、揺るぎないビジョンが影響を与え、感情を結びつけることは、虎の壮大な願望である。道中には常に不確実性があり、予測不可能な道やパーティーがあるが、適切な行動を構成することは必須であり、それは新たな楽しみにつながるかもしれない!人生最高の爆音を響かせながら、虎はあちらこちらで飛び跳ね、みんなをパーティーに誘って楽しんでいる。

アーティスト紹介

2021年の本大会で颯爽と現れたインドネシア注目の若手巨星。いま世界が注目しているビジュアルプロダクションで、本大会受賞後から、続々と他の国際大会などでも優勝し、様々な祭典にも招聘をされるなど頭角を表している。可愛らしくも美しい手書き風アニメーションと、アジア独特の色彩感が組み合わさったビジュアルは、心に迫ってくる。

実績 Indonesia Bertuturオープニングアクト担当/ユネスコの世界遺産 ボロブドゥール寺院に作品投映
BBBank-Award 2023(ドイツ)で最優秀賞受賞 等
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2022年

EPER DIGITAL(エパー デジタル) / ハンガリー
作品タイトル: Fragments
作品コンセプト

目指すのは、何が人間と機械、デジタルと物質を結びつけるのかを探り続けること。
相反するものの調和が、音楽を通して空間の特定の物体にどのように作用するか。 音楽的にも視覚的にも、すべては観客に最大のインパクトを与えるため。
シンプルさ、リズム、脈動、ダイナミックさをベースとした作品。 プリミティブな幾何学的フォルムの絶え間なく変化するハーモニー。
この作品は、何かを描いたり主張したりするのではなく、観客が短い時間に埋没し、思考することができるような抽象的な形を用いることで単にアーティストの内的世界を表現している。

アーティスト紹介

昨年の大会での優勝が記憶に新しいハンガリーの実力派デジタル・アーティスト。 シンプルで幾何学的なビジュアル表現は、鮮やかな色と強い構造を巧みに使いこなし、見たものに強烈な印象をを残す。3DCGでのプロジェクションマッピング表現に、新たな感性と没入感をもたらし、さまざまな国際イベントでも高評価を得ている。

実績 フランス リールの巨大な光の祭典Video Mapping Festival 作品投影
NEXXT - 未来博物館 - ドバイ2022 /半球プロジェクションマッピング 等
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光の祭典エリア

BLUE

11月は【藍色】を基調とした「TOKYO BLUE 」。「江戸の粋」や「ジャパンブルー」を表現します。“勝ち色”とも称される藍色は、過去の国際大会のグランプリ受賞者が集結する優勝者エキシビションを象徴する色として、大会の盛り上がりをより一層後押しします。

IMMERSIVE GATE Artist : MPLUSPLUS
高さ2m、奥行き8m の光り輝く巨大な2本のゲートが来場者を迎えます。TOKYO LIGHTS のモーショングラフィックスや、9月と11月でテーマを変えて制作される3DCG映像が、まるで異世界に迷い込んでいくような没入感を演出。ゲートを抜けた瞬間から、光の祭典のはじまりです。

LINK TOWER Artist : MPLUSPLUS
MPLUSPLUSの藤本実氏制作による「分断された世界を繋ぐ光」をテーマにしたインスタレーション。東京の高層ビル群と広範な地下鉄線路を表現した光の塔が、光の祭典エリアの象徴としてそびえ立ちます。ステージから広がる光が、観客に希望と創造性を想起させます。

PERFORMANCE Artist : M++DANCERS , Choreographer:SHIRASU
MPLUSPLUSが独自開発したLEDリボン、LEDマスク、LED傘、LEDフラッグなど、光り輝くアイテムを使って10名のパフォーマーが、LINK TOWERを舞台にダンスパフォーマンスを披露します。時代と共に進化してきたダンスが、現代のテクノロジーで更に覚醒したパフォーマンスは圧巻です。

IMMERSIVE WALL Artist : THINK AND SENSE / 京都 両足院 副住職伊藤東凌氏
THINK AND SENSEの松山周平氏の制作により、幅15m×2面・高さ4mの巨大な壁が作り出すイマーシブ(没入)空間に、点群データとAIによる3D映像生成技術で伝統や自然を表現。11月開催では、京都 両足院 副住職伊藤東凌氏とのコラボレーションにより、空間全体で禅体験を作り出します。

PLAY GROUND Artist : diplo / PRISM
レーザーセンサーとプロジェクションマッピングを組み合わせることにより、様々なインタラクションが発生します。人の動きに合わせて模様がついてきたり、映像の色が変化したりして、楽しむことができます。凹凸のないバリアフリーな芝生は、子供から大人まで楽しめるみんなの夜の遊び場。