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世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会、 グランプリはルーマニアのVali Chincișan に決定、盛況のうちに閉幕

2023.09.17

~ 小池都知事より祝辞とプライズプレート授与、11月開催の優勝者エキシビションにも期待 ~

今年で3回目となる光の祭典「TOKYO LIGHTS 2023」のメインコンテンツである 世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会「1minute Projection Mapping Competition」(以下、国際大会)の授賞式を2023年9月10日(日)、明治神宮外苑聖徳記念絵画館にて 開催いたしました。

見事グランプリを 獲得したのは、ルーマニアのVali Chincișan。今年のテーマ「LINK」に対しLegacy Linksと言う作品を発表、古代文明が織り成す歴史を、AIを使用したアニメーションで現在と過去の繋がりを表現し、本年度の世界一に輝きました。

残念ながらご本人の来日は叶わなかったのですが、授賞式には、小池百合子東京都知事が出席し、代理である審査員のLászló Zsolt Bordos氏にプライズプレートを手渡しました。「TOKYO LIGHTS 2023 Sep.RED」は授賞式終了とともにフィナーレを迎え、大盛況のうちに幕を閉じました。

■小池百合子東京都知事 コメント

Vali Chincișan さん 、 大変 おめでとうございます。レベルの高い作品が本当にたくさん集まっていました。ここから世界に羽ばたくクリエイターの方々がたくさんいらっしゃることと思います。

今年のテーマがまさに「LINK」、繋がりという言葉でございますけれども、持続可能な未来を実現する、そのために互いが手を携えていくということが、この「LINK」という言葉の中に込められております。どうぞこれからもこの素晴らしい技術とアート、これを皆さんとともに楽しんでいきたいと思います。
おめでとうございました。


■「1minute Projection Mapping Competition 」 大会結果

<グランプリ(東京都知事賞)>

作品名: Legacy Links
チーム名 Vali Chincișan(ルーマニア)

作品コンセプト:
この作品は、シュメール、エジプト、ギリシャなどの古代文明の織り成す歴史を鮮やかに描いたビデオマッピング・アニメーションである。
そのダイナミックなビジュアルを通して、相互の進化と現代社会への集団的な影響を強調している。
アニメーションは過去と現在の架け橋となり、どの文明も孤立して発展したわけではないことを示唆している。
むしろ、それぞれが他の文明に貢献し、影響を与えたのだ。
『Legacy Links』は、私たちの祖先の協力的な精神を反映し、共通の歴史と相互のつながりを意識しながら、今日のグローバルな課題に取り組むよう呼びかけている。


<準グランプリ(TOKYO LIGHTS賞)>
 作品名:Touch
 チーム名:Elektrick.me(ブルガリア)

<審査員特別賞>
 作品名:Human
 チーム名:Ari Dykier(ポーランド)

<Tokyo Tokyo賞>
 作品名:Umbra
 チーム名:Resorb(ドイツ)

<オーディエンス賞>
 作品名:A Neon Owl Symphony
 チーム名:Clockwork(ポーランド)

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